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Posted by 滋賀咲くブログ at

風水的な

2013年05月08日

ここに2枚の空中写真があります。




上が京都市、下が当町です。
良く似ていませんか。


風水のことはずぶの素人ですがネットを武器に調べてみました。

東西南北に四神を拝し、南側が開けた地形を良しとして、
四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)の守護獣が
その地を栄華に長く導いてくれるという
中国の伝えから来ているようです。

先人達がどのようなきっかけでこの地に住み始めたか定かではありませんが、
思いは今も昔も変わらないのではないでしょうか。

正面の権現山のふもとには立派な石室が残っています。(山口古墳群)
なかに入ると頑強な石組みはひとつもかけることなく、
今も当時のままであるように思えます。
6世紀、この地を治めていた豪族のものらしいです。

ちょうど古墳時代から飛鳥時代へ
蘇我・物部氏の台頭、仏教伝来・・・。まさに激動の時代です。
そう言えば聖徳太子の開基と言われる「長命寺」もこの時代に
創建されたと言い伝えがあります。

いずれにしても、このちっぽけな田舎にもこんな歴史があるんですね。

さて、東の守護神青龍にはその名の通り水が必要で
京都の東にはびわ湖といった具合です。

当然、、、


これは1967年に撮影されたものですが
東山田から少し南の山頂に丸く写っているのが池です。

昔からあるとは聞いていましたが、
数年前、ボーイスカウトのFさんが初登頂。
その存在が明らかになりました。


先日もO副会長とFさんがルートの確認を兼ねて登られました。
その時の写真です。

大きさは大島神社のため池ぐらいとか。
真っ青な空が水に映えて、島町とは思えない・・・なんか蓼科のようにもface02

さて、やっと本題ですが
この山頂池に皆で登ろうという企画ができました。
日程は5月19日。

北山田で田植えを終えて、その後皆で探索です。

神秘に満ちた人知れずの「謎の池・・・」
(と言ってもイノシシが先住しているようですが)

この機会にぜひ如何でしょうか。



Posted by 箱庭の里 at 15:16 Comments( 0 ) 里山 環境

ビオトープ

2013年04月18日



BIO(生き物・命)+TOPE(すみか・環境)
ドイツ語からだそうです。
生物が住みやすい環境に改変していくことと直訳できます。

ただ人は本来自然や生物と共存して暮らしていたわけで
この概念が無くなると、人にとってもよい環境とは言えなくなるという考えです。


数年前より進められていた北山田の再生。
この背景には上記の思いと県から推薦を受けた土地改良事業がマッチした形で行われてきました。

24年度はハード整備の最終年度。
この事業のシンボルでもある「ビオトープ」が無事完成しました。


全体風景


北側の取水口(こちらへ入って来てよ!!)


北側の浅瀬


南側の深瀬

直径は長い方が25m前後はあるでしょうか。
楕円形の池は上流からの勾配を利用して
北山田の豊かな水が流れ込み、北側のなだらかな斜面は
生物の出入りが簡易なように。
また南側には深瀬を作り、滞留のできる環境を作りました。

中央には島のような丘も出来ています。

さて、今までこの辺りを住みかとしていた生物たちが
我が家の新居として選んでくれるかは、これからの作業にかかっています。

ただ、このままではどこかのため池と一緒です。
やっと基礎工事が終わり、これから建屋の設計や家具調度品をそろえ
そのあと、付帯工事が出来て初めて住める新居作りと似ています。

専門家の人にも入ってもらい、徐々に仕上げていければと願っています。

何より、この場所に人が集まり、生活環境の一つとして位置づけできることが
一番の保全となることでしょう。

早朝、足を運んでは如何でしょうか。
ウグイスの「ホーホケキョ・・・」が何重奏にもなって、響き渡っていますよ。



Posted by 箱庭の里 at 18:32 Comments( 0 ) 棚田再生 里山 環境

箱庭 小さな春みっけ

2013年04月18日

すっかりご無沙汰のずぼらライターです。

3月24日に北山田探索&ワークショップを開催しましたが
どうしても伝えたいことがあって、前後しますが記録に残します。

何気なく歩く周辺の畔道。
目線を足元に落とすと、小さな春が一杯です。

Fさんの案内で春の七草めぐり。
小さな箱庭に、6種類が見つかりました。

七草の覚え方は5・7・5・7・7に俳句の調子に合わせる良いらしいです。



まずはセリ。香りがよく食欲増進に



なずな。別名「ぺんぺん草」我が家の愛犬の大好物(汗)
長生きのもとだったり?


御形(ゴギョウ)草もちの元祖だそうです。風邪の予防や解熱に効果あり。



はこべら 目に良いビタミンAが豊富で腹痛の薬にもなったとか。
中央の白い花が「はこべら」


ホトケノザ 植物繊維が豊富。ただし写真は別のホトケノザかも?
Fさん教えて!!


すずしろ(大根)勿論消化の効果大。 たくましく野生化しています(爆)

あとひとつ見つけられなかったのスズナ。
畑には一杯ある蕪のことです。

博士Fさんの写真をもとにネットで調べてみました。



北山田の真中を流れる川に手を入れると、冬の冷たさと春の柔らかさを
感じられ、水辺の植物も緑を増してきました。


話題のクレソンもその辺りに一杯。
今は小さな白い花が春の訪れを告げてくれてます。


最近は見かけなくなったシロバナタンポポは貴重な在来種。


北山田らしい骨太のツクシも出始めてきました。


年とともに口に合うようになってきたふきのとう。
手作り味噌と一緒に和えてみたい。


ログハウスの庭には柔らかいヨモギがいっぱいに。
すぐに袋いっぱいの収穫です。



梅の香りと心地よい風。そして、鳥たちの鳴き声が谷間に反響して
素晴らし音色となって聞こえてきます。

年度末の一時。麗らかな日和が心をゆたりさせてくれました。




Posted by 箱庭の里 at 12:01 Comments( 1 ) 棚田再生 里山

夏も近づいてきました。

2012年06月10日

 子供達には興味のある生き物が夏を待って着々と大きくなっています。 今日は古い椎茸のならない腐ったクヌギの木を裏返したところカブトムシの幼虫がいました。face08

子供の頃を思い出します。 上級生や同級生、下級生と夏休みになるとラジオ体操が終わるとそのまま山に行って子供が代々継承している木があり、昆虫の好きな液を出す木を目指して虫取りに行ったこと。 今では子供だけではなかなかいけないようですが・・・ 「蛇あり、蜂あり」ですがおもしろかったこと、見つけたときのわくわく感だけが今でも懐かしくよみがえって来ます。 今でも見つけた時のうれしい気持ちでいるのは私だけでしょうか。
 今年は魚もいいけど虫取りもいいかもicon22

タグ :カブトムシ


Posted by 箱庭の里 at 21:02 Comments( 0 ) 里山

羊が夏バージョンに変身しました。

2012年05月22日

今日は小学校2年生の子供達が羊の毛刈りをするところを見学に来られました。
猪対策として改良組合が飼っています(生き物を飼うのは大変です。改良組合長、副組合長様ご苦労様です。)face02face02
羊が一冬越して毛が伸びてもこもこで見ていても暑そうです。子供達は羊の毛をどうして刈るのか興味津々です。 
 刈り取られる羊は気が気ではありません。「(オコメ)俺が先か?いやコムギおまえが先に行け」とか言っているのでは?

羊って寝かせて裏返せば借りてきた猫ではありませんが非常におとなしくじっとしています。face08face02

職人の手にかかればあっという間に夏バージョンに変身です。
 
 「俺は済んだぞ 次はお前だ」覚悟は決めた!!

「好きにしてください。」なんて言う分けないですよね。 けど行儀がいいですね。


あっという間に。これぞ職人技。  ヒツジ君あっけにとられた様子。 



Posted by 箱庭の里 at 23:17 Comments( 2 ) 里山