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Posted by 滋賀咲くブログ at

脱穀@北山田

2012年09月22日

秋晴れと言うより残暑の中で行われた稲刈り。

お彼岸の入りとともに本格的な秋の気配になり、
ハサに掛かった稲穂は自然の日射しを一杯浴びています。

北山田再生のクライマックスとも言える「脱穀」を来週29日に行います。

やっぱりここまできたら昔ながらの脱穀で。

ご存知でしょうか「足踏み脱穀機」


私の時代は発動機で行う脱穀作業でしたが
それ以前の機械?が登場します。

足踏みで行うのはハサ掛けしたものだけになりますが、どうなることやら。
今から楽しみです。



参加申込・お問い合わせは☎のみになります。

問合せ先:中川 090-4902-9635 宛て



Posted by 箱庭の里 at 08:38 Comments( 0 ) 北山田

稲刈り@北山田

2012年09月16日

秋晴れの北山田。


5月に田植えをして4か月、黄金色に実ったコシヒカリの刈取りを行いました。


参加者は町民24名+ボーイスカウト10名の34名。
正直、予想を上回る参加者数でお昼のおにぎりを追加した次第です。


手刈りとハサ掛け。昔ながらの手作業で・・・と言っても殆ど経験もなく
まずはOさんから鎌の使い方や結び方を教えてもらいます。


全員が横一列になり、ワイワイ言いながら作業開始。




刈り取った稲は順番にハサに掛けていきます。







「サク・サク・サク」子ども達はお父さんに習いながら、
稲一束、一束の感触を素手で確かめ、周囲に稲の香りが漂います。




こどもたちにも想い出になったかな。


辺りには無数の赤とんぼが群れをなして飛び交っています。
この風景も北山田ならではの景色。
先日、こんな当たり前の風景がすごく貴重だという事を知りました。


バインダーと呼ばれる昔ながらの一条刈機に助けてもらいました。
ちゃんと紐で結んでくれる優れものです。


ハサは前日Oさんたちで準備していただきました。
よく見ると杭がハの字に突き刺してあり、これも昔の知恵です。


全長25m位でしょうか。2段に組んだハサに実った稲の姿。じつに美しい風景です。


コンバインでは見られない風景。
切り取った株が一面に広がります。


刈取り後の様子。
北山田にはこの景観が一番似合っています。

この事業に取り組む前、
長老Tさんから圃場整備された頃の風景写真を見せていただきました。


山口から長命寺川へ
一面に広がるハサ掛けの様子です。

たくさん参加して頂いたおかげで作業は予定より早く終了。

いつもお世話になっているOさん&Oさんのおにぎりで
早目の昼食。勿論今年の新米です。




お宮さんの木陰で談笑しながらの食事って、なんでこんなに美味いのでしょうか。


さて、今度は脱穀作業です。
9月29日(土)9:00~行う予定です。



今度はどんな機械が登場するか乞うご期待。
また案内しますね。





Posted by 箱庭の里 at 21:13 Comments( 0 ) 北山田

稲刈り体験のご案内

2012年09月05日

9月になり、山全体にこだまましていた蝉の声がいっぺんに少なくなり
日暮れとともに虫の声が聞こえ始めました。

まだまだ残暑は続いていますが
黄金色に輝く稲穂は頭を垂れ、刈り取りの時期を待っているようです。



さて、稲刈りのスケジュールが決まったのでお知らせします。




今回も昔ながらの手刈りで行います。
ただ、経験者もいない今日、全部を手刈りと言うわけには行きません。
時間を見計らって、機械を入れますが
いきなりコンバインでは面白くありませんので
Kさんの倉庫に眠っていたバインダーに登場してもらいます。

刈った稲はハサと呼ばれる竹を組んだもので天日干しにして
月末に脱穀を行います。


参加申込・お問い合わせは☎のみになります。

問合せ先:中川 090-4902-9635 宛て

お申し込み際、下記の内容について確認させて頂きます。
・参加者全員のお名前 ご住所 年齢 性別 連絡先(電話・携帯)

当日は簡単な昼食及び飲み物は用意いたします。

また万が一怪我が発生した場合、団体保険は加入しますが、
その範囲外については参加者様の自己責任になりますので
ご了承をお願いします。

参加者多数の場合は、先着順で締切させて頂きます。

秋の一日、ちょっと現実離れした体験をしませんか!!
今までにない感動を味わってもらえれば幸いです。



Posted by 箱庭の里 at 12:17 Comments( 0 ) 北山田

水源を求めて

2012年09月03日

北山田での作付で一番のお宝は「水」ではなでしょうか。

奥嶋の山々から湧き出た小さな清水が谷に集まり、北山田の命の元となって
水路に流れ、今も簡易水道として一部の地域で使用されています。

今回その水源を探してきました。


北山田の耕作地から数百メートル、砂利道を登ると脇に小川が見えてきました。
杉や竹の間から木漏れ日が岩肌を照らしています。


小川を少し登ると脇から一筋・二筋と清水が流れ込んでくる場所があり、
この一筋が集まり、北山田の水路になって行くのが判ります。

手をつけると気持のよい冷たさが伝わってきます。



集まった清水は岩の間を滝のように勢いを増していきます。




傍には小さな花や苔・シダが見られ、残暑の厳しさを忘れさせてくれます。

透き通った清流となり、そのまま北山田へ
「美味しい米作りには水が一番大事」
ある人から「米はそこに流れる水で炊くのが一番おいしい」とも聞きました。

作物のみならず、生き物にとっても「水」は命です。
残念ながらこの辺りに魚類は見当たりませんでしたが、
それは水が良すぎるからとも言えます。

ほんの数百メートル下流には多くの水生植物や魚類が見られる事から
この辺りを如何に残して行くかも併せて考えて行かないと。
傍にある「不法投棄禁止」の看板を見て、思わざるにはいられません。

今年は水稲の作付を行いましたが、「水」を資源に考えると色々な可能性を見つける事が出来そうです。

また、この環境だとニホンミツバチも集まるのでは・・・とも聞いています。

居住地から数百メートル離れた所にこのような資源がまだまだ残されています。
まずは、この環境に感謝し、少しずつ、地域の資源を活用しながら、地域が利用できればと。

昨日書いた「イトトンボ」ですが
トリミングすると判る写真がありました。


薄いブル―の頭と尻尾。
ピントがバックに合ってしまい見えにくいですが、中央の葉っぱにとまっています。

イトトンボは殆ど止水域で産卵するようですが、このような場所も年々少なくなってきました。
北山田の河川改修事業に「ビオトープ」を作ることも含まれています。
生き物観察会ではヤゴも数多く見つかっています。
小さな昆虫が繁殖するとそれを求めて大きな生物が・・・。
生態系にあった環境に戻れば、「えぇ~、大発見」と言うような日が来るかも知れません。

さて、このような写真にはせめて200mm以上のレンズを・・・今は叶わぬ夢です。

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Posted by 箱庭の里 at 11:02 Comments( 0 ) 北山田

実ってきました!!

2012年08月27日

北山田26日の様子です。


色づいた稲穂が頭を垂れ、収穫前の景色に変わってきました。


朝露に映える稲穂。
薄緑の穂が「これから実がはじけるばかりに一杯にします!!見ていてください」と叫んでいるようで。


いつものシオカラトンボも大人になったかな。


大人と言えばこんな風景も。


一瞬「あれ、相手を間違っているやん?この不届きモノ!!」と思いましたが
オオシオカラトンボの雌はこの色なんですね(汗)

事?を済ますと雌はすぐに稲の中へ。

余韻なんか楽しんでる暇もなく
残っている水溜まりで尻尾をツンツン突きながら産卵を行います。



今まで見られなかった大型の蝶も姿を見せてくれます。


キアゲハとアザミ


こちらはベニシジミとツユクサ。

季節の移り変わりをちゃんと教えてくれる自然。
今年は残暑が厳しいようですが
夕暮れの北山田は
ヒグラシの鳴き声とともに吹く風にほっとさせてくれます。

さて、稲刈りは9月16日に行う予定です。
改め連絡させて頂きますが、田植え同様に昔ながらの手法で作業を行います。
今まで何年も蔵に眠っていた機械の整備も行い始めました。
(ちゃんと動作確認!!)

どんな機械がでてくるか、今から楽しみです。

それまでに心配なのが
イノシシの被害と強風で稲が倒れてしまうこと。

まずは電柵を設置し、イノシシ対策を行いました。


スイッチオンの瞬間。
動通の試験をするのに自らの指を・・・
「オォ!!くる・くる・・・」
さすが主 Oさん。真似はできません。

後は台風がこちらに来ないことを祈るばかりです。

N



Posted by 箱庭の里 at 23:12 Comments( 0 ) 北山田