宵宮祭
2012年04月22日
心配されていたお天気もどうやら持ちそう。
大島・奥津嶋神社の宵宮祭が若宮神社で行われました。
御灯明から頂いた種火は最初のお稚児さんの松明に点火されます。
その後、各家で作られた子供松明を次々に奉火していきます。
今年は島小学校からも2本。
先に、島町のMさんとOさんが小学校の伝統学習で作られたものも
今日燃やされてと聞いています。

8時に自治会館を太鼓が出発し、8時半過ぎから大松明が仕来りに従い
順番に点火されていきます。
昨日までの雨で湿ったほんがら松明。
上手く火が上がるかどうか?
皆で傾け、下から火を入れる宮組の組長さん。
「もっと傾向けな火が入らん!!」
「まだや!まだや!!火種をもっと大きいやつや!」
「頭突きや!!上がってないで!!」
大きな声が飛び交い、境内が一体となる瞬間です。

「よっしゃ。。火があがってきたで!!」
松明の先端からもくもくと煙が上がり始めました。

そして、傘から火が見えはじめました。
「よっしゃ・・・こんで良いで、上がった、上がった」

小さな火はたちまち傘の周りを燃やしていきます。

しばらくして、下の方にも火が回り、ほんがらの火の粉が境内を包みます。
自然と湧き起こる拍手。

燃えている松明の間を担ぎ、連打する太鼓。
また、来年。
もしかすると2本のほんがら松明が奉納されるかも。
宮・南でそのような話がではじめました。
少しずつ、世代間に伝統が伝わっていくのを実感した祭りでした。
(N)
大島・奥津嶋神社の宵宮祭が若宮神社で行われました。
御灯明から頂いた種火は最初のお稚児さんの松明に点火されます。
その後、各家で作られた子供松明を次々に奉火していきます。
今年は島小学校からも2本。
先に、島町のMさんとOさんが小学校の伝統学習で作られたものも
今日燃やされてと聞いています。

8時に自治会館を太鼓が出発し、8時半過ぎから大松明が仕来りに従い
順番に点火されていきます。
昨日までの雨で湿ったほんがら松明。
上手く火が上がるかどうか?
皆で傾け、下から火を入れる宮組の組長さん。
「もっと傾向けな火が入らん!!」
「まだや!まだや!!火種をもっと大きいやつや!」
「頭突きや!!上がってないで!!」
大きな声が飛び交い、境内が一体となる瞬間です。

「よっしゃ。。火があがってきたで!!」
松明の先端からもくもくと煙が上がり始めました。

そして、傘から火が見えはじめました。
「よっしゃ・・・こんで良いで、上がった、上がった」

小さな火はたちまち傘の周りを燃やしていきます。

しばらくして、下の方にも火が回り、ほんがらの火の粉が境内を包みます。
自然と湧き起こる拍手。

燃えている松明の間を担ぎ、連打する太鼓。
また、来年。
もしかすると2本のほんがら松明が奉納されるかも。
宮・南でそのような話がではじめました。
少しずつ、世代間に伝統が伝わっていくのを実感した祭りでした。
(N)
祭りを待つ
2012年04月18日
ちょっと早起きをして若宮神社へ。
この時期しか撮れない、菜種と松明を写真に収めてきました。

種の収穫が6月ごろ。その後蒔種を経て、ここに植え替えたのは昨年の12月。
今年は結構順調に育っているようです。
丸一年かけて育てた菜種は6月に刈り取られ、ここの菜種ガラを松明に使用するのが来年の宵宮祭。
今の時代には考えられないスローな時間が流れてます。

大松明5本と送り松明1本が境内に揃いました。
中央の太い1本がほんがら松明です。

鳥居の前に咲いているユキヤナギも今が盛り。

祭りの準備も全て完了し、後は21日の夜を待つばかりです。

一つ心配なのがお天気。
予報によると金曜日から下り坂になっています。
今年も事故も無く、無事に終わって欲しいものです。
(N)
この時期しか撮れない、菜種と松明を写真に収めてきました。
種の収穫が6月ごろ。その後蒔種を経て、ここに植え替えたのは昨年の12月。
今年は結構順調に育っているようです。
丸一年かけて育てた菜種は6月に刈り取られ、ここの菜種ガラを松明に使用するのが来年の宵宮祭。
今の時代には考えられないスローな時間が流れてます。
大松明5本と送り松明1本が境内に揃いました。
中央の太い1本がほんがら松明です。
鳥居の前に咲いているユキヤナギも今が盛り。
祭りの準備も全て完了し、後は21日の夜を待つばかりです。
一つ心配なのがお天気。
予報によると金曜日から下り坂になっています。
今年も事故も無く、無事に終わって欲しいものです。
(N)
松明づくり
2012年04月15日
晴天の今日、若宮神社で祭りの準備が始まりました。

5年前、老人クラブの皆さんによって復活したほんがら松明。
その灯は今年も受け継ぐことができました。
今年は宮組が担当。
初めての体験で戸惑うこともありましたが、そこはMさんの指導で
思っていたより順調に進みました。

先輩から若手?へ。毎年の事ながらなかなか・・・。

ほんがらって?芯が空洞になっています。

この中に、種火を入れて「頭突き」を何回か行い、傘の上から火が燃え上がるように。
5本の大松明の揃い組。中央のぶっとい松明がほんがらです。

本番は21日(土)。20時過ぎから順番に奉火が始まります。
上手くてっぺんから火が上がるかどうか。
全ては組長さん(Sさん)の火の入れ方次第・・と
今からプレッシャーを掛けておこう。
(N)
5年前、老人クラブの皆さんによって復活したほんがら松明。
その灯は今年も受け継ぐことができました。
今年は宮組が担当。
初めての体験で戸惑うこともありましたが、そこはMさんの指導で
思っていたより順調に進みました。
先輩から若手?へ。毎年の事ながらなかなか・・・。
ほんがらって?芯が空洞になっています。
この中に、種火を入れて「頭突き」を何回か行い、傘の上から火が燃え上がるように。
5本の大松明の揃い組。中央のぶっとい松明がほんがらです。
本番は21日(土)。20時過ぎから順番に奉火が始まります。
上手くてっぺんから火が上がるかどうか。
全ては組長さん(Sさん)の火の入れ方次第・・と
今からプレッシャーを掛けておこう。
(N)
映画『ほんがら』本日より大阪シネ・ヌーヴォにてロードショー
2012年04月07日
島町が舞台のドキュメンタリー映画『ほんがら』が、大阪の映画館で今日から2週間にわたって毎日上映されます!!
2008年に映画が完成して以来、単発の上映会は全国約30箇所で開催されてきましたが、映画館でのレギュラー上映は初の快挙です。まだ『ほんがら』を観ていない方は、ぜひ大阪まで足をお運びください!!
今回は、ロードショーに先立ち、島町の老人A.Mさんにお願いして、特別に展示用ミニチュアほんがら松明を製作していただきました。ホンモノ顔負けの精巧なできばえに、思わず惚れぼれすること請け合い!!
細い材料と細かい作業が必要になる分、小さいほうが作るのがより大変なのだそうです。
Mさん本当にありがとうございました!!

このミニチュア松明が、上映期間中、シネ・ヌーヴォ内に展示してあります!!
映画を見に行ったら、実際に穴が開いている様子やヨシ・菜種殻・竹の使われ方などを、ぜひこのミニチュア松明で直接見て・さわってご確認ください♪
2008年に映画が完成して以来、単発の上映会は全国約30箇所で開催されてきましたが、映画館でのレギュラー上映は初の快挙です。まだ『ほんがら』を観ていない方は、ぜひ大阪まで足をお運びください!!
今回は、ロードショーに先立ち、島町の老人A.Mさんにお願いして、特別に展示用ミニチュアほんがら松明を製作していただきました。ホンモノ顔負けの精巧なできばえに、思わず惚れぼれすること請け合い!!
細い材料と細かい作業が必要になる分、小さいほうが作るのがより大変なのだそうです。
Mさん本当にありがとうございました!!

このミニチュア松明が、上映期間中、シネ・ヌーヴォ内に展示してあります!!
映画を見に行ったら、実際に穴が開いている様子やヨシ・菜種殻・竹の使われ方などを、ぜひこのミニチュア松明で直接見て・さわってご確認ください♪
「ほんがら松明復活」出版記念
2010年04月04日
今日は、前にもこのblogでも紹介した「ほんがら松明復活」という本の出版記念
及び贈呈式
の様子を紹介したいと思います。
当日は来賓として、本の作者である水野ご夫妻・映画「ほんがら」監督の長岡さん・いつも何かとお世話になる藤田さんに加え、島学区まち協会長様や「権座」でおなじみの白王町より代表者様にお越しいただき、「ほんがら」の主役である島町老人クラブの方々、「ほんがら」に携わっていただいた方々を代表して歴代の島町自治会長の方々にも参加していただきました。
最初は、会うのが久々ということもあってか幾分緊張感のただよう進行でしたが、乾杯が済んでお酒が入りだすと、みんないつもの宴会モードで終始なごやかな時間となりました。
途中、ご来賓の挨拶で 藤田氏により映画「ほんがら」の快挙が披露されました。それが横の写真で、「イメージフォーラムフェスティバル2009」での観客賞の表彰状
です。
これは監督の長岡さんや藤田さん、老人クラブの方々をはじめとする島町民全員が色々な形で努力されたことに対する結果が、たくさんの人に高く評価とされたものです。
(S)も島町民のひとりとして、とても誇らしく、そしてうれしく思います。。。
式典の最後には、作者の水野さんより本年度島町自治会長さんに贈呈セレモニーがありました。島町全戸に配布される本には、水野さんの直筆サインが入っています。。。
みなさん、大事にしてください。。。

ちなみに本の中には、映画「ほんがら」の知られざる真実!!!的な内容も少し書かれているようです。
(あるシーンの撮影中の出来事・・・)
詳細は読んでみてからのお楽しみということで・・・


(S)


当日は来賓として、本の作者である水野ご夫妻・映画「ほんがら」監督の長岡さん・いつも何かとお世話になる藤田さんに加え、島学区まち協会長様や「権座」でおなじみの白王町より代表者様にお越しいただき、「ほんがら」の主役である島町老人クラブの方々、「ほんがら」に携わっていただいた方々を代表して歴代の島町自治会長の方々にも参加していただきました。
最初は、会うのが久々ということもあってか幾分緊張感のただよう進行でしたが、乾杯が済んでお酒が入りだすと、みんないつもの宴会モードで終始なごやかな時間となりました。


これは監督の長岡さんや藤田さん、老人クラブの方々をはじめとする島町民全員が色々な形で努力されたことに対する結果が、たくさんの人に高く評価とされたものです。
(S)も島町民のひとりとして、とても誇らしく、そしてうれしく思います。。。
式典の最後には、作者の水野さんより本年度島町自治会長さんに贈呈セレモニーがありました。島町全戸に配布される本には、水野さんの直筆サインが入っています。。。
みなさん、大事にしてください。。。
ちなみに本の中には、映画「ほんがら」の知られざる真実!!!的な内容も少し書かれているようです。
(あるシーンの撮影中の出来事・・・)
詳細は読んでみてからのお楽しみということで・・・



(S)