祭りのあと。

2012年04月23日

何事もなかったような静けさの若宮神社。

名残を惜しむかのように境内には真っ黒な松明の燃えがらや灰が
中央に集められています。

祭りのあと。
映画でも紹介しましたが、お隣の福居さんが
今年も雨に濡れた重い灰を綺麗に片づけておられました。

毎年、こうした御苦労があって本当に祭りが終えられます。


例大祭の夜、子どもの小太鼓を先頭に氏神様が若宮神社に戻られます。
その際も若宮神社では松明の残り殼で火を灯して、お迎えします。
これも福居さんがず~と準備していただいてます。
一つの祭りにも沢山の方が関わり、伝統が引き継がれています。
福居さんには本当に感謝の言葉しか見当たりません。

丁度、宮司さんがお礼に来られました。
話の中で太鼓の叩き方、松明を燃やす順番など
今、聞いておかないと途絶えることが余りに多いこと実感しました。

時代時代によって変わるのも仕方がないこと。
ただ、受け継がれた伝統を知ったうえで、新しい形をつくるのが
次世代に引き継ぐ役目ではないでしょうか。
「昔はこうだった・・・でも、今はこうしたよ」
こんな会話が自然と出来れば良いのにと思う時間でした。

(N)


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Posted by 箱庭の里 at 21:00 │Comments( 0 ) まつり
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